カメラロールの写真などを使ってスタンプを作れる公式アプリ「LINE Creator Studio」も登場し、ますます盛り上がっているLINEスタンプ界隈。
スタンプができたら早く使いたい!と思うところですが、LINEスタンプの販売にはLINEから審査を受けて承認されることが必要です。
この審査に引っかかってリジェクトされてしまうと、販売開始できるまでに何週間もかかってしまう場合も…
今回は、スタンプがリジェクトされがちなパターンを5つご紹介します。
(内容や配布地域、クリエイターの属性によってNGとならない場合もあるようなので、あくまでも参考までに!)
1. 他者の権利を侵害している
・有名人の写真・名称を使っている
大好きな芸能人・有名人のスタンプがほしい方は多いかと思いますが、写真を勝手に使うのはNG。写真ではなく「○○(芸能人名)大好き!」のようにテキストで入っているものもリジェクトされる可能性が高いでしょう。
・既存のキャラクターの写真・名称を使っている
既存のキャラクターに酷似している、模写しているようなスタンプはNG。二次創作スタンプなどはこれにあたるためリジェクトされます。
また、写真を使ったスタンプでも、写っている人がキャラクターの絵が描いてある服を着ていたり、背景にキャラクターが写りこんでいたりしたら同様にリジェクトされる可能性があります。
2. 文化的に販売できないエリアがある
一見大丈夫そうなスタンプでも、
「お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より 販売国を限定していただく必要がございます。お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアのみ」を選択し ○○(国名)を削除のうえ、再度リクエストをお願いいたします。」
という理由でリジェクトされることがあります。
中でも「インドネシアでの販売不可」とリジェクトされる場合が多いようです。
個々のスタンプに対してではなく全体に対して不可と言われるため、どんなスタンプがNGだったのか明確には分かりませんが、インドネシアでの販売が不可となる理由は以下のようなものが考えられます。
・犬、豚が登場している(イスラム教では不浄のものとされています)
・飲酒している
・肌の露出がある
・左手で食べ物を持っている
などなど…
結構細かい点になってしまうため、特にこだわりがない場合、販売エリアは全ての地域ではなく日本のみにしておく方が無難でしょう。
3. 広告になっている
・テキスト部分に告知文言やURLが入っている
「○月×日オープン!」といった告知文言、サイトやSNSアカウントへの誘導のためのURLがテキストやタイトルに入っている場合、リジェクトされてしまいます。
・他商品/サービスの名称やそれを想起させるワードが入っている
「スタバ行こう」「宅急便で送るね」など。LINEの競合となるメッセンジャー系サービスの名称が入っている場合もNGになります。
4. モラルの面でNG
犯罪を助長したり、性的な表現や不快な表現を含んでいたりするものはNG。
LGBTを題材にしたスタンプが「青少年の健全な育成を妨げるおそれのあるもの」としてリジェクトされるなど、判断基準が公正かどうかに疑問の声が上がることもあるようですが、現状はLINEの規定上「モラルに反する」題材と判断されるとリジェクトされる可能性はあります。
5. ミスがある
・LINEの指定フォーマットに沿っていない
LINEスタンプにする画像にはサイズや形式の規定があります。それに沿っていない場合、リジェクトされてしまう可能性が。
・スタンプ内の文字やタイトル等に誤字がある
よくありがちなのが誤変換や英語のスペルミス。提出前にもう一度誤字がないかチェックしてみるのが大切です。
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以上、スタンプがリジェクトされがちな理由を5つご紹介しました。
LINEのガイドラインには更に細かい審査基準が書かれているので、スタンプ制作前には一読を!
ゆしろ
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